ご挨拶
ようこそ!三鷹商工会ホームページへ
会長 酒井 裕央
平素より三鷹商工会(以下、本会)の事業に、関係各位並びに当商工会の会員の皆様におかれましては、多大なるご支援、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
さて、私は、令和6年度通常総代会において第18代商工会長に選任され、新たに会長に就任いたしました。
賃上げや物価高に対する地域経済への風向きが強まる中において、本会における会員の皆様の経営力を向上し、地域総合経済団体として本会の責務はますます重要なものとなっております。
三鷹商工会は、商工会法に基づく地域総合経済団体として、東京都内で一番最初、また、日本国内では2番目の商工会として、昭和35年(1960年)11月に創立以来、地域経済の発展はもとより、地域社会の福祉増進のため、様々な事業活動を推進して参りました。
私は、以下の4点について、役職員並びに会員の皆様とともに推進して参る所存です。
一つ目として、事業継続計画(BCP)の策定および商工会館再整備の推進です。本会の建物も老朽化が懸念され、現在「商工会建替整備検討委員会」が発足し、建替えや耐震補強の必要性が議論されています。三鷹市と締結した「災害時における三鷹商工会の協力に関する協定」の履行や災害時における避難救護書運営、さらには被災した会員事業者の支援体制の整備など課題は山積です。そこで、BCPの策定および行政機関と連携して、商工会館再整備問題を最重点課題として取り組みます。
二つ目として、事業の見直しと合理化の推進です。三鷹商工会は東京都商工会連合会の他の商工会に比べて事業数が多い現状です。事業の見直し(事業仕分け)と各事業の合理化を図り、部会横断的にバランスの取れた商工会事業計画の改訂に取組みます。
三つ目として、職員の労働環境の改善です。職員の働き方改革は道半ばであり、労働環境の改善が求められています。労働安全衛生法および労働基準法を順守した体制整備を行い、商工会の健康経営を実践し、体制整備を行います。
最後に、組織活性化に向けた役員人事の若返りおよび女性人材の育成と登用です。政府はプライム市場上場企業を対象とした女性役員比率を2030年までに30%以上にすることを目指しています。これらの課題を踏まえ役員の若返りと女性役員の登用を推進します。また、今までは商業部会と工業部会で商工会長が選任されてきましたが、今後は多様性の観点からサービス業部会や建設業部会に候補者を広げていく必要があり、在るべき新しい商工会の姿に向けて今までの考え方からの脱却を図ります。
三鷹商工会は、今後も会員企業の頼りになる商工会として、「三鷹で事業していて良かった!」と思って頂ける各種事業を積極的に取り組んで参りますので、皆様方の温かいご支援・ご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。